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デルタ、ボンバルディアCシリーズ最大の125機契約「一流のサービスを補完」

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ボンバルディアは現地時間の5月2日、デルタ航空がCS100を125機(確定75機、オプション50機)を正式契約したことを発表。今回の125機の契約はCシリーズ最大数であり、デルタ航空はCシリーズの最大の事業者となる。

デルタ航空は米国のCS100ローンチカスタマーとなり、納機は2018年春から開始される予定となっている。CS100の定価を基準にして計算すると、今回の発注額は約560億米ドルとなる。デルタ航空は今後、これらの航空機をCS300に切り替える選択も可能となる。

デルタ航空のエド・バスティアンCEOは、「デルタでは将来に向けて機材を再編成しており、Cシリーズの革新的な機内エクスペリエンスは、デルタのスタッフが毎日提供している一流のサービスを完璧に補完するものです。これらの新型航空機では、経済的な運航コスト、柔軟に路線への対応、クラス最高の燃料パフォーマンスなどの長所を活用できる、大変堅実な投資です」とコメントしている。

また、ボンバルディア民間航空機部門のフレッド・クロマー社長は、「Cシリーズ運航事業者にデルタが加わることで、Cシリーズはひとつの節目を迎えました。業界大手のデルタは、お客様・ビジネスリーダー・関係者などに最高の航空会社として評価され、運航パフォーマンスのベンチマークと見なされてきました。今回の発注はCS100の性能と非常に安い運航コストへの支持を示すものです。このクラスでもっとも広い通路、もっともゆったりした座席、最大の荷物入れなどが、デルタの旅客に提供されます」とコメントしている。

Cシリーズは、1機あたり最大1,300万米ドルの付加価値を運航会社に提供するように新規設計された機材。業界標準よりも大きな19インチ幅の座席、乗客ひとりあたりひとつの機内持ち込みバッグを収納できる大型頭上収納棚、単一通路型航空機市場では最大の窓を設備。また、Cシリーズの最大航続距離は、当初目標を350NM(648km)上回る最大3,300NM(6,112 km)となっている。

CS100に関しては、先進素材・最先端技術・先進空気力学などに加え、Pratt & Whitney PurePower PW1500Gエンジンを使用。エンジン交換済みの他の航空機と比較して、15~20%以上の燃費優位性を提供する。

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