Quantcast
Channel: マピオンニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 142601

エアコン故障「夢の中へ」限定復活! 「信貴」店主はこの日も遅刻…『オモウマいフェス』レポート(2)

$
0
0
●本格復帰は「どうかなあ~(笑)」
中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)で紹介した店が集合する『オモウマいフェス』が、3月9日・10日にさいたまスーパーアリーナで開催された。

会場を取材したマイナビニュースでは、この現地レポートを全4回にわたり掲載。第2回は、“オモウマい店”が集積する山梨静岡の店主たちへのインタビューをお届けする。

○営業当時のレシピで「アーモンドオーレ」「バナナジュース」

真夏の取材中に店内のエアコンが故障するというまさかのアクシデントに見舞われた「夢の中へ」(静岡)は2023年5月に閉店したが、『オモウマいフェス』で10カ月ぶりの復活。メインメニューのスパゲティの提供は見送ったが、営業当時のレシピで「アーモンドオーレ」と「バナナジュース」を販売した。

今回の出店オファーに「初体験だからワクワクだね。面白いと思った」という店主の福木清延さん。現在は、ポスティングのアルバイトをしているというだけに、担当の柴草昂太ディレクターは「こういう大きな会場でお店を出す機会は一生ないかもしれないので、これを機にまたお店をやってほしいという思いも込めてオファーしました」というが、当の本人は「どうかなあ~(笑)」と消極姿勢だ。

そんな店主の性格を、柴草Dは「なかなか腰が重い人なんで(笑)。メニューも本当はスパゲティを出してほしかったんですけど、出さないところが店主さんらしいなと思います」と理解。「夢の中へ」との出会いは自身にとっても大きな出来事だったといい、「今日も遠方まで出店してくれて、ありがたいです」と感謝した。

○同級生にも“タルタル兄弟”と呼ばれるように

想像を超える長さのロングエビフライが名物の「なすび総本店」(静岡)。専務の藤田尚徳さんは「どんなイベントかイメージがつかなかったんですけど、初めての試みなんで面白いなと思いました」と、好奇心で臨んだ。

放送後の反響は、「ものすごいです。予約もすごいですし、新しいお客様がたくさんいらっしゃってます」とのこと。その中で、タルタルソースにかける深い愛情に注目されたことには、「予想外ですね」といい、社長である兄・圭亮さんとともに“タルタル兄弟”の愛称が付いたことにも「全くそんなふうに呼ばれるとは思ってなかったです。最近はお客さんだけでなく、同級生や地元の人たちにも呼ばれるようになりました」と驚きを隠せない。

それでも、タルタルソースの魅力を聞くと、「マヨネーズが嫌いな方以外は基本的においしいじゃないですか。タルタルは脇役かもしれませんが、僕にとってはメインです」と、やはり熱弁を振るっていた。

●30分遅刻も「味と熱い気持ちで返していきます」
寝坊癖があるため、いつも「やべ~やっちまったよ!」と慌てて店に駆け込み、仕込み作業に追われる「大衆居食 信貴」(山梨)の店主・小池信也さん。早速「今日は寝坊せずに来れましたか?」と聞くと、「それは聞かないでもらっていいっすか? それが答えです」と回答。朝7時集合のところ、30分遅刻したそうだ。

「気持ちでは早く起きてるんですけどね、どうやっても起きれないんっすよ」と釈明しながら、「味と熱い気持ちで返していきます」とプロの顔をのぞかせた。

このインタビューの直後、来店客にも「今日は寝坊しませんでしたか?」と話しかけられていた店主。そんな調子で1日中この質問を受け続けていたに違いない。

○「歴史的メンチカツ」を求めてブラジルからも

ロングトークスーパー「ひまわり市場」(山梨)。今回の出店オファーに、社長の那波秀和さんは「正直むちゃくちゃだなと(笑)。そんなことできるわけないじゃんって思ったけど、スゴ腕店主がいっぱいいるから、“ちょっとてっぺん獲ってくるわ。留守は任せた”って言って今日来ました」と気合いが入る(※店舗別の売上順位を争う企画は実施していない)。

他の店は共通の食券で購入できるが、「ひまわり市場」の「歴史的メンチカツ」は専用券での販売。オープン当初はそれが来場客に浸透していなかったようで、危機を感じた社長は得意の店内放送スタイルで「歴史的メンチカツは専用の券が必要です」と、券売機売り場でロングトークを繰り広げていた。

放送後の反響は大きかったそうで、「歴史的メンチカツができあがる時間になったら“北海道から来た”って人もいました。この前なんて、“ブラジルから来た”って人もいたんだから!」とのこと。こうしてインタビューを受ける最中に新たな客が来店すると、質問の回答途中でも「はい、次の方。メンチカツですね」と、やはり声かけを最優先していた。

○超高速中華店主、狭いブースで「やっぱり走り回りたい」

厨房を目まぐるしく走り回る“超高速中華店主”山下潤さんの店「中華ごはん かんざし」(山梨)も登場。視聴者と直接触れ合って、「熱いものをもらえるし、お言葉一つ一つに“こんなふうに思ってくれてたんだ!”ってすごく思いました」と感激する。

この日はさすがに、狭いブース内を動き回ることができなかっただけに、「いつものように高速で走り回らないと調子が狂いますか?」と聞くと、「それはないです(笑)」と即答。それでも、「やっぱり走り回りたいですよね。だから、今日終わったらそこらへん走り回ろうと思って(笑)」と、冗談も飛ばしてくれた。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 142601

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>