
「GeForce GTX 1080」は、NVIDIAが5月7日に発表した最新GPU。新GPUアーキテクチャ「Pascal」をベースとしたコンシューマ向けGPUで、製造プロセスは16nm FinFETを採用する。また、グラフィックスメモリに既存のGDDR5から高速化したGDDR5Xを用いることで、パフォーマンスが向上したという。
「GeForce GTX 1080」を搭載したグラフィックスカードでは、NVIDIAが設計したクーラーなどを採用するリファレンス仕様の「Founders Edition」と、カードメーカーが独自で設計したオリジナルファンを搭載したカードベンダ版の2種類が用意されるが、今回発表された「GTX1080-8G」は「Founders Edition」にあたる。
なお、NVIDIAは7日の発表時に、発売日が27日、「Founders Edition」の価格が699ドル、カードベンダ版の価格が599ドルとアナウンスしている。
主な仕様は、CUDAコア数が2,560基、コアクロックが1,607MHz、ブースト時が1,733MHz、メモリは256bit接続の8GB GDDR5X、メモリスピードは10Gbps、補助電源ピンは8ピン×1。出力インタフェースは、HDMI 2.0×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.4×3。
