●ムータン役で金髪＆ギャル衣装に「『すげー!』って思いました(笑)」現在放送中の連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合 毎週月～土曜8:00～ほか ※土曜は1週間の振り返り)で朝ドラ初出演を果たした浅川梨奈にインタビュー。仲里依紗演じる米田歩の後輩ギャル・ムータン役で人生初の金髪にした感想や役作りなどについて話を聞いた。
――歩の後輩ギャル・ムータン役で起用されましたが、ご自身については「ギャルとはかけ離れた性格」とコメントされていましたね。
ギャルは明るくて社交的なイメージがありますが、私は決まった友達とははしゃいだりしますが、知らない人の中に入ると静かになってしまい、ギャルの方たちみたいに誰とでも仲良くできたり、初めての人とも盛り上がれるような性格ではないかもしれません。
――ムータンをどのように捉え、どう演じようと意識されましたか?
高いヒールを履いて、明るくリズムを刻んでいる雰囲気のようなイメージがあったので、何かしら動いてはしゃいでいるというのを意識してやっていました。あと、ギャルって真剣に目を見て話すイメージがあったので、それも意識しました。
――参考にしたギャルはお友達ですか?
小学校の同級生のお姉ちゃんで、私の身近にいたギャルがその人だけだったので、当時の印象を参考にしました。
――ムータン役で人生初の金髪に。
美容師さんと相談して、平成のギャルっぽさを出すために、黄色っぽい金髪にしました。私はディズニーが大好きでよく行くんですけど、金髪だとすぐわかるみたいで、友達に目印にされていました(笑)。今は色を少し落としていますが、撮影中は本当に目立つ色にしていて。
――ご自身で金髪姿を見たときはどう思いましたか?
「すげー!」って思いました(笑)。プライベートで金髪にすることはないと思うので、いい経験をさせていただきました。
――衣装でこだわった点などありましたら教えてください。
用意してくださった衣装を着たのですが、当時のギャルの服装になっていて面白いなと思います。
●仲里依紗は「かっこいい姉さん」 松井玲奈とは現場でディズニー話
――仲里依紗さんとの共演はいかがですか?
パラパラを一緒に踊るシーンがあったのですが、決めるところをしっかり決めていてかっこいいなと思いましたし、リハーサルでもすごく空気を作ってくださって、めちゃくちゃかっこいい姉さんだなと思いました。
――パラパラを踊るシーンはいかがでしたか?
もともと振りを覚えることは過去にやっていたので、覚えるのは早いんです。筋肉痛になっている人も多かったですが、私は最低限の筋肉があるからか、そういうこともなくて。でも、これまで踊っていたダンスとは違い、新しい挑戦で楽しかったです。
――本作への出演に関して「久しぶりの再会がうれしい」とコメントされていましが、特にうれしかった再会を教えてください。
佐野勇斗さんや松井玲奈さんですね。玲奈ちゃんとはオタク仲間で、ディズニーでもよく会っているので。今回の現場でも、2人でずっと今後のディズニーについて話していました(笑)
■浅川梨奈
1999年4月3日生まれ、埼玉県出身。2016年に映画『14の夜』で長編映ｓ画デビューし、翌2017年に『人狼ゲーム マッドランド』で長編映画初主演。そのほか、映画『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』シリーズ(19・21)、『胸が鳴るのは君のせい』(21)、『おとななじみ』(23)、ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(22)、『大病院占拠』『帰ってきたらいっぱいして。』(23)、『どうか私より不幸でいて下さい』(24)などに出演。2024年度後期放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』で朝ドラ初出演。2025年3月上演の舞台『きたやじ オン・ザ・ロード～いざ、出立!!篇～』ではヒロインを務め、2025年春に主演映画『49日の真実』が公開予定。
(C)NHK