
Oracle Digital Experience Agency専門家からの予測を分析し、複数回にわたり掲載するレポートだが、今回は実証済みの必需品(the Proven Essentials)編。過去最大の再設計が行われたiOS 18のApple MailやBIMI(Brand Indicators for Message Identification)や生成AIの台頭など昨年起きたメールマーケティングに起こったイベントに言及しながら、マトリクスに分類する17項目を解説する。
特定のグループへの配信をしばらくの間除外し、差し控えることでその後のエンゲージメントや収益レベルを比較するUniversal Holdout Groups(ユニバーサルホールドアウトグループ)、ライブカウントダウンタイマーやアカウントダッシュボード、地元の天気やライブスポーツスコアなどリアルタイムインベントリを用いることで送信時ではなく開封時に最新のコンテンツを保つユースケース、パンデミック後に上昇する対面イベント後のAccount-Based Marketing、もはや3割超えのダークモードでのメール受信への対応など硬軟取り混ぜた広範囲から導き出すトレンドは興味深い。
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