ヤフーオークションでは、日々多くの高級時計が取引される。時計愛好家の中には、市場を覗いたことがある人もいるのではないだろうか。この度2015年から2025年までの11年間における各年1月に注目し、高級腕時計の取引数と平均落札額の推移を調査した。 なお、データは国内インターネットオークションの売買データを分析する「オークファン」が提供する、オークファンプロPlusを使用して抽出している。
調査の結果、アパレルの高級ブランドとして有名な「ルイ・ヴィトン」の腕時計は、2015年に平均17万902円で取引されていたものの、最新の2025年には12万208円に低下。最高平均取引額を記録した2018年の18万9,873円からは、約6万円値下がりしたこととなる。
一方取引件数に関しては、2015年度にはわずか46件だったものの、2025年には倍以上の97件に増加。取引件数は年を経るごとに増えており、所持している人が近年手放す傾向にあることがうかがえる。