カシオ計算機は、リストデバイスのSmart Outdoor Watch「WSD-F10」と連携するアプリケーションとして、波情報サービス「なみある？」を追加。6月に公開予定のシステムアップデートによって、「なみある？」アプリが利用可能となる。WSD-F10は、アウトドアユースを重視したリストデバイスで、いわゆるスマートウオッチの一種だ。5気圧防水性能と耐環境性能を備えている。OSにはAndroid Wearを採用しており、Androidスマートフォンおよびアプリと綿密に連携しながら使う。WSD-F10本体のプリセットアプリは、自然情報や活動量を計測するオリジナルアプリのほか、トレッキング用GPSアプリ「YAMAP」、お天気アプリ「Go雨!探知機」など、アウトドアで役立つアプリだ。
新たに加わる「なみある？」アプリは、サイバードが提供する波情報サービス。釣りやサーフィンなど、海に出かける人に向けたサービス(アプリ)だ。各スポットにおける、波のうねり状況、風向・風量、潮汐情報などを確認できる。
標準では国内140カ所のスポット情報をもとにしているが、WSD-F10専用として搭載されるバージョンでは、国内600カ所、海外3400カ所のスポット情報へと大幅に増強。うねり状況、風向・風量、潮汐情報を一画面で確認できるデザインも新たに設計した。