

老化対策(アンチエイジング)を行っているか尋ねたところ、22.5%が「しっかり行っている」「適度に行っている」と回答した。行っている箇所で多かったのは「肌」(22.5%)、「歯」(17.3%)、「髪」(16.3%)などで、目に見える(人目につきやすい)ところを優先していることがわかった。
骨が構造的にもろくなり、骨折しやすくなる病気「骨粗しょう症」についてどの程度知っているか尋ねたところ、「どのような病気か知っている」は45.5%、「名前を聞いたことがある程度」は47.0%で、合わせて92.5%が知っていると回答した。
<骨>について、老化対策を行っているか聞くと、女性50代の19.0%が「行っている」と答える一方、68.0%が「あまり・まったく行っていない」と回答している。骨粗しょう症になりやすいと言われている女性でも、年齢を感じにくい「骨」は、対策がとられてない実態が明らかとなった。
骨粗しょう症について「特に対策はできていない」「自分には関係ない」と回答した376人に、そのように感じる理由について聞くと、「骨粗しょう症は女性の病気」「高齢者の病気のイメージがある」「若いからまだ自分には関係ない」「どんな対策をしたらよいかわからない」といった回答が多く寄せられた。
続いて、骨粗しょう症の対策の有無を、食生活・健康への関心が高い層・低い層に分けて調査した。すると、「朝食をたべないことがある」「ファストフードや

骨づくりに重要な栄養素は、「カルシウム」のほかに「ビタミンD」「ビタミンK2」が挙げられる。それらの栄養素を摂(と)った方が良いと考えている人は、それぞれ約8~9割が食生活・健康への高関与層であり、栄養や食べ物にこだわっていることが明らかとなった。