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JR
九州は3日、
熊本地震の影響で変更ダイヤとなっている
九州新幹線の時刻表2種類を公開し、7月4日から通常ダイヤと同じ運転本数に戻すと発表した。JR西日本も、7月4日から山陽・
九州新幹線直通列車を通常の運転本数に戻すと発表している。
九州新幹線は4月14日夜に発生した
熊本地震の影響で運転見合わせとなったが、4月28日までに全線で運転再開し、現在は変更ダイヤによる運転となっている。
今回、JR
九州が公開した時刻表は、7月3日までと7月4日以降の2種類。7月3日まで、
九州新幹線
博多~
熊本間は通常の9割程度の本数で運転される。6月6日から「つばめ」が下り4本(
博多発熊本行2本、
熊本
鹿児島中央間2本)・上り2本(
鹿児島中央発博多行1本、
熊本発博多行1本)増発されるほか、上り「さくら548号」が現行の
熊本発から
鹿児島中央発に変更(
鹿児島中央駅9時13分発・
新大阪駅13時42分着)される。
7月4日以降、
九州新幹線は通常ダイヤと同じ本数に戻すとともに、これまで普通車全車自由席とされていた、
九州新幹線内のみ運転の「さくら」「つばめ」にもグリーン車・指定席が設定される。
博多~
鹿児島中央間で設定される定期列車の本数は下り63本(うち山陽・
九州新幹線直通列車25本)・上り62本(うち山陽・
九州新幹線直通列車25本)。
熊本~
新八代間の一部区間で引き続き徐行運転を行うため、
熊本~
鹿児島中央間の所要時間が通常ダイヤより数分程度長くなるとのこと。
あわせてJR西日本は、夏の期間(2016年7~9月)に運転される山陽新幹線の臨時列車についても発表している。お盆を含む夏休み期間や7・9月の3連休を中心に、
九州新幹線へ直通する臨時「
みずほ」を上下計159本、臨時「さくら」を上下計43本運転。山陽新幹線ではその他、臨時「ひかり」も
上下計101本運転される。