
マクロを悪用するタイプのマルウェアは90年代に広く感染を広げたが、ここ数年はほかのマルウェアと比較してそれほど活発に利用されていなかった。しかし最近、マクロを含んだMicrosoft Officeアプリケーションを使ったマルウェアの増加が観測されているようで、今後さらに感染が拡大する可能性があり注意が必要。
United States Computer Emergency Readiness Teamは、ユーザーや管理者に対して「Who Needs to Exploit Vulnerabilities When You Have Macros?|CERT/CC Blog」の内容を確認するとともに、「Microsoft Office Macro Security|Australian Cyber Security Centre」に記載されている対策方法や防御方法などの取り組みを実施することを推奨している。