

sensAIは、2018年5月より提供を開始した同社のFPGA(iCE40 UltraPlus/ECP 5)向けニューラルネットワークIPと

提供開始から約半年を経て、顧客の要望などを受ける形で、今回、iCE40 UltraPlus向けに6ビットと1ビットの量子化に対応したCNNアクセラレータIPが提供されるようになったほか、ECP 5向けのCNNアクセラレータIPも、DRAMのメモリ帯域幅を従来の16ビット幅から32ビット幅に拡大することで、DRAMへのアクセス速度向上を可能とする機能強化が図られた。
また、iCE40 UltraPlusのCNNへの対応に併せて、フレームワークもCaffeとTensorFlowの両方にニューラルネットワークコンパイラを対応させた(従来はCaffeのみ)ほか、提供されるリファレンスデザインとして、新たに人感検出とハンドジェスチャ認識をiCE40 UltraPlus向けに、パートナー企業であるWiproから荷物検出が、同じくSoftnauticsからは車種識別がECP 5向けに提供されるようになった。
さらに、


加えて、パートナー企業によるニューラルネットワークのトレーニングや開発、RTLによる回路設計といったカスタムデザインサービスにも、今回新たにポコアポコネットワークスと

なお、今後のロードマップについて、崎田氏によると、「RNNについてはニーズはあるものの、搭載メモリの容量不足などの問題もあり、計画はない。ただし、2019年以降の出荷予定となっている28nm FD-SOIプロセス製品で変わる可能性はある」とするほか、「フレームワークについても、Caffe 2については2019年にサポートする予定だが、日本で人気のChainerについては、今のところサポートの予定はない」としている。
同社は2018年10月26日~19日にかけて

