

今回発表された新事業は、スマートフォン・タブレット向けの専用アプリ「ひかりTVどこでも」に、テレビメニューと番組表メニューを追加するというもの。これにより、スマートフォンやタブレットでリアルタイム配信されるテレビ番組を視聴できるようになる。
6月1日から、プロ野球6球団の試合をはじめとするスポーツ、ニュース、エンターテインメントなど約20チャンネルを配信。視聴予約機能を使えば、見たい番組を開始時刻前に通知してくれる。ひかりTVチューナーを所有しているユーザーは、スマートフォンやタブレットから録画予約が可能。テレビ向けプラン契約者は、追加料金なしで利用できるのも特徴だ。テレビ向けプラン未加入者に向けては、料金を抑えたモバイル向けプランも用意。こちらでは約10チャンネルを視聴できる。同サービスは、今後パソコン向けにも展開される予定だ。
4Kコンテンツの拡充については、2016年度末までに約1,200本の4K-VOD(ビデオオンデマンド)作品を提供すると発表。さらに、4月15日からは4K-IP放送の24時間編成を開始することを明らかにした。HDRコンテンツは、ハリウッド作品を含む12作品を新たに追加し、22作品を提供。ひかりTVのHDR対応4K-VOD作品は、シャープ、


アジア最大級の国際短編映画祭である「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」にも参加しており、最も4K映像の魅力を伝えることができた監督に贈られる「ひかりTVアワード」を新設。受賞監督と共同でオリジナルの4Kコンテンツを制作する取り組みも行う。
ショートショートフィルムフェスティバル&アジアの代表を務める別所哲也氏も登壇。「4Kに対応した撮影や編集の新技術が、クリエイティブな活動にどう影響するのかを模索したい。日本の監督たちに、新たなサクセスストーリーを提供できるものと期待している」と述べた。
放送局とも連携。





このほか、



新たなひかりTV対応チューナー「ST-3400」も発表。6月から提供開始する。4Kコンテンツはソフトウェアのアップグレードによりサポート(アップグレード費用は4,500円)。レンタル料は月額500円で、従来の900円から価格を抑えることで、ユーザーに4Kを身近に感じてもらう狙いがある。
これまでの事業を振り返り、板東社長は「2016年3月末の会員数は305万人。IPTV事業者としては日本でナンバーワンになれたと考えている。2015年11月30日からは4K-IP放送を開始し、日本で初めて4K-IP放送と4K-VODの商用サービスを提供する事業者となった。4K-VODのコンテンツは、前年度中に約450本を拡充し、734本の作品を提供。まだ数は少ないが、日本では最大規模となっている」と話した。
また、




