






中でも目玉は3人制のバスケットボール「3 on 3」のプレーヤーを被写体にして、EOS-1D X Mark IIやEOS 80DのAF性能を体験できるコーナーだ。最新の2機種を手に、プロやハイアマチュアユーザーが思い思いにシャッターを切っていた。そのかたわらには400mm望遠レンズとEOS-1D X Mark IIの組み合わせで撮影できるコーナーも設けてあった。
筆者も体験してみたが、最高約14コマ/秒 (ファインダー撮影時) の連写機能とAIサーボAF III+による動体捕捉能力は抜群で、自分のウデが上がったのかと錯覚してしまうほど。ただし、調子に乗ってシャッターを切っていると、あっという間に撮影枚数が驚愕の域に達してしまうので注意したい。
○EOS-1D X Mark IIで動体連写
入り口付近には、EOS-1D X Mark IIやEOS 80Dといった最新デジタル一眼レフのほかに、EOS M10やEOS M3といったミラーレスカメラも体験できるハンズオンコーナーが設置されていた。EOS-1D X Mark IIには最新レンズである「EF35mm F1.4L II USM」や「EF11-24mm F4L USM」が取り付けられており、多くのユーザーがハイエンドな組み合わせを試し、新機能についてスタッフに熱心にたずねていた。
今回のイベントでも著名写真家によるEOS-1D X Mark IIのインプレッションセミナーが開催されたが、開始10分前にはほぼ満席状態という人気ぶり。飛行機写真家のルーク・オザワ氏は、「EOS-1D X Mark IIは、とにかくAFのくいつきがよく連写も速い。高感度の画質もよくなっているので、夜でもヒコーキが撮れてしまう」と、性能の高さに太鼓判を押していた。