
そもそも低電力モードとは、iPhoneの処理能力を若干落として電力消費量を減らす機能です。CPUのクロック数を少し落とすために演算性能は下がり、ディスプレイ輝度を下げることで画面は暗くなり、メールの自動受信(プッシュ)は止まり手動(フェッチ)に切り替えられますが、その対価として消費電力が減る/バッテリーが減るペースが下がるというわけです。
ということは、いつ低電力モードに切り替えるかは、iPhoneにどのような機能を期待しているかの問題ということになります。高い処理能力が求められるゲームを存分に楽しみたい、屋外で利用することが多いから画面が暗いのは困る、メールは到着次第プッシュ通知してほしいという場合、低電力モードは適切な選択とはいえません。残量が20%になるまで通常モードでいいのではないでしょうか。
逆に、前述した事柄が気にならないのであれば、満充電の時点から低電力モードに切り替えることが合理的です。低電力モードにすると、バッテリーのもちが数時間程度延びますから、夕方には怪しくなっていたバッテリー残量が夜の帰宅時までもつようになった、ということもじゅうぶんありえます。
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