
たとえばPCを他者へ一時的に使わせる場合も、InPrivateモードを使用すれば、閲覧履歴やCookieといった情報は格納されず、自身のWeb閲覧環境に影響をおよぼすこともない。「このPCは常にInPrivateモードで起動する」場合は、以下の操作を行う。
本操作はグループポリシーの「InPrivateModeAvailability」を使用し、InPrivateモードを強制する値「2」を付与している。以前のように通常のMicrosoft Edgeを起動可能にするには、inprivatemodeavailabilityを削除する「reg delete HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge /v InPrivateModeAvailability /f」を実行すればよい。
著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら