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本稿では、弊誌にて掲載しきれなかった
大学・研究機関の研究成果に関するニュースリリースをご紹介する。今回は、5月9日~5月13日付けのリリースからお届けしたい。
○宇宙・物理系
NASA、ケプラー宇宙望遠鏡で太陽系外惑星1284個を発見
核融合科学研、プラズマの新しい閉じ込め状態を発見
理研、1兆分の1秒で起きる磁気的性質の変化を観察
大阪大、-70℃の高温超伝導体の結晶構造を解明
○物質・材料・化学系
神戸大、光と熱で液体と固体を行き来する新たな物質を開発
産総研、青色顔料が高性能アンモニア吸着材であることを発見
産総研、棒状やリボン状に形状制御されたナノ炭素材料の新しい合成法を開発
熊本大、水素ガス・酸素ガスで色と蛍光を制御する分子技術の開発に成功
○バイオ・生命科学系
東北大、細胞が“プラズマ”を感受する機構を新たに発見
北大、シナプスのAMPA受容体密度を制御するしくみを解明
理研、遺伝子発現から転写因子の予測に成功
筑波大など、免疫細胞が敗血症の発症を促進する"常識"を覆す新発見
京都大、ヒト角膜上皮分化を規定している新分子を発見
○エレクトロニクス系
東北大、超柔軟構造の液晶デバイスを開発
東工大、シリコン基板の上に半導体レーザ―150℃の低温で異なる基板を接合
筑波大、高効率エネルギー移動を実現する有機フォトニクス材料を開発
東大、導電性ポリマーの電気が流れる仕組みを解明
○その他
電通大と富士通研、都市の警備配置問題を高速に解くAI数理技術を開発
神戸大、トマトはなぜ青臭い? -「青臭い」香り成分を「甘い緑の香り」にする酵素を特定
名大、古代のマヤ文化圏と非マヤ文化圏との交流の鍵を握る石造大基壇を発見
茨城大、森林から生活圏への放射性セシウムの移行を抑制する新技術を開発