アップルは8月2日、日本における雇用創出に関するデータを公開した。同社は、社内での雇用や同社が支援する事業での雇用に加え、iOSアプリのデベロッパー、ソフトウェアエンジニア、起業家のコミュニティも含め、日本で71万5000人の雇用を創出・支援したとしている。71万5000人の内訳は、iOSとApp Storeのエコシステム関連の雇用で44万5000人、Appleの支出と成長の結果、他企業で創出された雇用が26万9000人、日本におけるAppleの社員が2900人となっている。
また、日本のデベロッパーの数は53万2000人に上り、App Storeの世界で約500億ドルの売上のうち、96億ドルが日本のデベロッパーに支払われたとしている。
日本のサプライヤーについては、
栃木県のカンタツ、京セラ、帝国インキ製造、カシューなど、865社であることが明らかにされている。カンタツはPhone用のカメラ部品の製造しており、帝国インキ製造はiPhoneのディスプレイを取り囲む枠の一部を製造、カシューはiPhoneのコーティング技術を提供しているという。
同様のデータは、米国、英国、フランスなどについても公開されている。