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あにめ系あーてぃすと・あま津うに語る『女子かう生』とこれまでとこれから

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●表舞台に立つのは向いていないと思った時期も
2019年4月より放送されているTVアニメ『女子かう生』。本作の主題歌である「silent days」を歌唱するのは、「あにめ系あーてぃすと」として、アーティスト活動はもちろん、声優、コラムニスト、キャラクターデザインなどアニメに関するカテゴリー全般で活動する「あま津うに」だ。

彼女はデビュー前にもかかわらずSNSで全世界よりフォロワーを約10万人集め、「SHOWROOM」の2018年ベスト15に選出されるなどで話題を呼んだ。今回、マイナビニュースではそんな彼女にインタビューを実施。アニメ・歌のルーツ、そしてメジャーデビューシングルとなった「silent days」の聞きどころなどについて話を聞いた。
○■暁美ほむらにガチ恋

――まず、プロフィールに「あにめ系あーてぃすと」とありますがこれは……。

はい、私はアニソン(アニメソング)を歌うアーティストと声優を軸として活動していきたいと思っているのですが、それ以外にもコラムを書いたり、キャラクターデザインをしたり、将来的には監督や原作を作ったりなど、アニメに関わることすべてをやっていきたいんです。こういったものすべてを征服していきたいという想いがあって、この職業を造りました!

――征服なんですね!

はい、征服です。征服して、将来的にはひとつのアニメ作品を創りたいと思っています。

――アニメに対する想いが強いことが伝わってきましたが、好きになったのはいつ頃でしょうか?

昔からアニメをよく観ていましたが、執着し始めたのは『けいおん!』に出会ってからです。この頃から「アニメのキャラになりたい!」と思うようになって、同時にアニソンを歌いたいと思うようにもなっていきました。

――ジャンル問わず観てきた?

執着し始めた頃は『けいおん!』みたいに女の子がたくさん出てくるアニメばかりを観ていたのですが、それだとアニメの狭い範囲しか知ることができないと思って、男性も出てくる作品も観るようになりました。そう思ってから最初に観たのは『ソードアート・オンライン』です。そこから、男性が出てきてもアニメって面白いって思うようになって、『弱虫ペダル』や『黒子のバスケ』といった、男性がメインとなる作品も観るようになりました。今は固定概念を持たず色々な作品を観るようにしています。

――色々と観てきたなかで特に印象に残っている作品は?

『魔法少女まどか☆マギカ』ですね。私、暁美ほむらちゃんが大好きなんですよ!キャラクターにガチ恋をしてしまうくらいハマったのはこの作品が初めてです。

――ひとりのキャラクターにハマることはそれまであまりなかった?

なかったですね。このキャラクターが可愛いと思うことはあっても、ハマるところまでは至っていませんでした。

――あま津うにさんは、暁美ほむらのコスプレもInstagramでアップされていましたね。それも好きなキャラクターになりたいという想いから?

それもありますが、コスプレに関してはアーティスト活動における表現ツールのひとつと考えて私はやっています。

――自身の活動を伝えるためのツールのひとつとしてコスプレもやっている?

そうですね。

――アーティスト活動がひとつの軸というお話でしたが、歌うことは子供のころからの夢だった?

歌うことは昔から好きでしたし、目立つことが好きだったので表舞台に出て輝きたいなと思っていました。ただ、ピアノの演奏会などではなぜか実力を発揮できないことが多くて、表舞台に立つのは向いていないんじゃないかなと思っていたんです。

――そうだったんですね。

でも、向いている、向いていないに関係なく、やっぱり自分が好きなアニメ業界で輝きたい、活躍したいと思うようになりました。音楽も最初はクラシックのピアノをやっていて、そこからR&B、洋楽、J-POP、エレキギターでロック系の曲を歌ったり、聴いたりしてきましたが、やっぱりアニソンを歌いたい! と思い今に至る……という感じです。

――アニソンが好きなんですね。

はい! アニソンってその曲を聴けば作品の世界観が頭に蘇ってくるじゃないですか。それがとても好きなんですよね。『ソードアート・オンライン』も一つひとつのフレーズで「ここは絶対にキリトが剣を振りかざしている」とか「きっとアスナとキリトの心情を表しているんだろうな」ということが分かる。だからエモくなるんだと思います。

――これまでのアニソンのなかで特に印象に残っている曲は?

fhánaさんの「コメットルシファー ~The Seed and the Sower~」という曲です。この曲は「アニメ業界に入ることなんてできるのかな……」って落ち込んでいたときに、偶然、CMで聞いたんです。聞いたときは、こんなにも美しい声で、いいメロディーで、エモい曲がこの世界あるってことが信じられないくらい輝いていると感じて、とても心に響きました。私はこの曲に元気づけられたんです。fhánaさんは私の憧れです。いつか共演させていただきたいです。

――楽曲の提供なんかも?

していただきたいですねー!

●渦中にいる喜び
○■学生時代の青春を歌にこめて

――2018年は配信シングル「キミゾラ」のリリース、スマホゲームに声優として出演、ライブやイベントの出演など様々な活動を行っていらっしゃいましたね。

ずっと走り続けてきた一年でした。

――まさに夢の第一歩になったと思いますが、ご自身のなかで特に印象に残っている活動は?

夏に出演させていただいた「Re:animation 12」です。いつもはバーチャルで活動していることが多いのですが、この時初めてファンの方々の顔を見ながら歌いました。しかもオリジナル曲で野外! すべてが初めての経験でした。

――お客さんの反応はいかがでしたか?

私の作ったTシャツを着て下さっている方が結構いました。そして私が登場した瞬間、笑顔になってくださったんです。その顔を見るだけでとても嬉しい気持ちになりました。

――生ならではの良さが感じられた?

そうですね。

――では、バーチャルでの活動で思い出深かったことは?

いま「SHOWROOM」で700日以上連続で配信しているんです! そこでも私のことを応援してくださる方々が増えてきたので、その活動自体が印象に残っています。

――記録を作りたい?

出来る限りは配信を続けたいです(笑)。

――そんな1年の活動を経て、この度、アニメ『女子かう生』の主題歌としても採用されている「silent days」をリリースされます。こちらは作詞も担当されていますが、どのような想いを込められていますか?

「silent days」は『女子かう生』の世界観が存分に出せればという想いを持って作詞しました。『女子かう生』はセリフがないというのが特徴の作品。そこから、大切なことは言葉がなくてもきっと伝わるということを意識しました。また、学生にしか感じられないキラメキや感動が伝わったらいいな!という想いでも作詞をしています。

――特にお気に入りのフレーズは?

「一瞬の煌めき 君といれたらいいな」と「逆光で見えない 君の手を探してる」というフレーズです。

――このフレーズはどんなときに思い浮かんできましたか?

「一瞬の煌めき」というのは『女子かう生』原作の若井ケンさんがすごく大切にされているコンセプトだったので、絶対に使おうと思っていた表現でした。「逆光で見えない」というのは学校の帰り道をイメージしていたところ、思い浮かんできたフレーズです。夕日のなか友達とワイワイ喋りながら帰るのって、学生ならではだと思うんです。そう考えると自然と(富戸)もも子ちゃんたちの情景も思い浮かんできて、このフレーズになりました。

――確かに、学生ならではの体験かも。社会人になると哀愁が漂ってしまうというか……。

友達とワイワイしながら帰るっていう感じではないですよね(笑)。

――はい(笑)。作詞をするときはどんなときに詞が思い浮かんできますか?

タイアップ曲となればちゃんと原作を読んで、そのときに自分が感じたことを箇条書きしたり、作者の方が大事にしているコンセプトを書き出したりしています。普段歌詞に使いたい言葉が思い浮かぶときはお風呂のなか。で、その言葉を電車に乗っているときなどに、メロディーを聴きながらスマホに書き出して完成させることが多いですね。

ーー使いたい言葉をメロディーに合わせて組み立てていく?

そうですね。

――「silent days」のメロディーを聴いたときはどう感じましたか?

切ない、爽やかなメロディーで、爽快感が溢れていると思いました。

――実際のレコーディングはいかがでしたか?

かなり歌い込んでからレコーディングにのぞむことができたので、収録自体は早く終わりました。ディレクションでは、どうやったら人の心に届きやすくなるといった具体的なアドバイスをいただきました。また、レコーディングスタジオにはたくさん大人の方がいたのですが、みんな口をそろえて「やっぱりいい曲だな」と言っていましたね。さすが、渡辺拓也先生の楽曲です!

――実際にアニメで自分の曲がかかったときはいかがでしたか?

胸の奥が熱くなりました! 切ないエモい曲がさらにエモくなる状況(笑)。今までにないエモさでした。

――カップリング曲の「春とウソツキ。」についてもおうかがいします。こちらも作詞を担当されていますね。

はい。この曲は『女子かう生』とは全く別の世界。でも、共通しているのは学生時代の青春である、という点です。テーマは「もどかしい恋愛、片思いの気持ち」。性別を問わずに色々な方の想像が膨らむように、一人称を「僕」としていたり、あえて抽象的な表現を使っていたりします。

――こちらの詞で気に入っているのは?

色々と好きなフレーズがあるのですが、「独り言でつぶやいた“すき”って言葉」というのがお気に入りです。この部分は、好きな人に気持ちを伝えたいけども、自分にしか聞こえないくらいの声でしか言えない、聞こえちゃって関係が壊れるのも嫌だという、もどかしい気持ちを表現しています。この情景、自分のなかで、はっきりと思い浮かぶんですよね。

――そのもどかしさのなかに好きの気持ちが溢れているんですね。

そうです! こういうのって若いときに感じやすい気持ちなのかなと思います。

――こちらも渡辺さんが作曲を担当されています。

爽やかで疾走感があってエモい……まさに渡辺先生の曲だなと思いました。この曲、最初はドラムの音もエフェクトも何もない、ピアノの音だけのメロディーが送られてきたんですよ。アレンジが進んでいる時代ですが、ピアノだけでもいい曲だって分かったので感激しました。

――特技はピアノということですが、ご自身で弾いたりはしましたか?

しました。難しかったですね(笑)。

――今後弾き語りを披露するなんてことも?

ぜひ、挑戦したいですね!

――ここまでお話をうかがってきましたが、あま津うにさんにとってアニメと歌は今、どういう存在になっていますか?

アニメはずっと一ファンとして好きで、純粋に観て楽しむものでした。ただ、今は自分の戦うフィールドにもなっていて純粋にアニメが観られない時があるんですよね……。それが寂しいという気持ちもありつつ、でもそれだけ渦中にいられているんだなという喜びもあります。だからこそ、アニメは自分のいま生きている大部分を占めている、かけがえのないものだと思います。歌は最初から本気でやってきていますので、これからも歌いたいという気持ちに変わりはないですね。誰が聞いてもいい曲だなと思える王道な曲を歌っていきたいです。

――本日はありがとうございました。最後に今後の野望を語っていただければと思います。

インドネシアのファンの方々の前でどうしても生歌を歌いたいので、AFA(アニメ・フェスティバル・アジア)がインドネシアで行われるときは出演したいです。

――SNSで応援してくれた最初のファンがインドネシアの方だったんですよね。

そうなんです! だから、インドネシアに私の生の歌を届けたいんです。将来的にはワンマンライブもやりたいですね。国内ではアイドルアニメのメインのひとりを演じたいですね。あとは、来年は「アニサマ」(Animelo Summer Live)に出たい!

――叶えたい夢はたくさんありますね。

少しずつでも叶えられるよう、これからも突き進んでいきたいと思います!
○●あま津うにメジャーデビューシングル「silent days」

・初回限定盤(CD+DVD)
価格;1,667円(税抜)
CD収録内容
1.silent days
2.春とウソツキ。
DVD収録内容
「silent days」ミュージックビデオ、メイキング映像
・通常盤(CD)
価格:1,204円(税抜)
CD収録内容
1.silent days
2.春とウソツキ。
※各曲のInstrumentalもプラス

波瑠&小澤征悦『もみ消して冬』撮影現場でサプライズバースデー

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女優の波瑠と俳優の小澤征悦がこのほど、日本テレビ系スペシャルドラマ『もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~』(29日21:00~22:54)の撮影現場で、サプライズの誕生日祝いを受けた。

リビングでの撮影の合間、まず運ばれてきたのは、17日に誕生日を迎えた波瑠のバースデーケーキ。スタッフがケーキのろうそくに火を灯し、全員でハッピーバースデーを合唱した。少し照れくさそうにしていた波瑠は「28歳になりました。撮影短いですけど楽しみたいと思います。ありがとうございます」とあいさつし、周囲からの大きな拍手に笑顔を見せた。

そんな波瑠のすぐ横にいた小澤も、実は今月6日が誕生日。「おれのケーキはないの?」とスタッフをイジっていると、小澤のケーキもスタッフに運ばれて登場した。同じく全員でハッピーバースデー歌って拍手が起こると、先ほどの波瑠のマネをしながら「続編で45歳になりました。短いですけど頑張りたいと思います。よろしくお願いします」とあいさつし、スタジオ中が笑いに包まれた。

二階堂ふみ&江口洋介『ストロベリー―』撮了「結束強くなった」

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女優の二階堂ふみと俳優の江口洋介がこのほど、都内のロケ現場で、フジテレビ系ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(最終話 20日22:00~)のクランクアップを迎えた。

この日は病院の一室で撮影。連続殺人鬼“ブルーマーダー”と接触し、負傷した下井警部補(陰山泰)のもとへ、姫川(二階堂)とガンテツ(江口)が状況の聞き込みにやってくるというシーンで、ブルーマーダーの正体が実は元警察官だったことが判明し、一体なぜ殺人鬼へ変貌してしまったのか、その動機と事件の背景を探っていく。

シリアスなラストシーンで張り詰めた空気の中、石川監督の「オッケー!」の声が現場に響き、安堵(あんど)の表情を浮かべる2人に、大きな花束を抱えた石川監督が駆け寄り、感謝の気持ちを込めて固い握手を交わした。

撮影初日から雨に降られ、全行程を通じて天候との戦いを余儀なくされた撮影スタッフたちに対し、江口は「雨が多くて大変だったと思いますけど、亀梨(和也)君の主題歌も『Rain』ということで、それに免じて勘弁してください(笑)」と、現場を和ませるあいさつ。

そして、「主人公・姫川玲子役、二階堂ふみさんオールアップです!」と助監督がコールするとひときわ大きな拍手が現場に響きわたり、二階堂は「明日まで撮影がある中、お先に上がらせていただきます。打ち上げでおいしいお酒で乾杯できたらいいなと思っています。その時いろいろなお話をさせてください。本当にありがとうございました!」と、翌日にも撮影を控えるスタッフへの気遣いながら感謝のメッセージを語った。

全11話の撮影を振り返った二階堂は「撮影を重ねるたびに、姫川班の結束は強くなっていきましたし、関係性は変化しながらも深まっていったと感じています。カメラが回っているとき以外の時間もすごく充実していて、姫川班で過ごした時間は特に印象的で思い出に残っています」と、亀梨ら共に駆け抜けたメンバーとの思い出を回想。

また、連続ドラマ初主演をつとめたことについては、「スタッフの皆さんがプロフェッショナルな方ばかりで…。連ドラの主演をつとめるのが今回初めてだったので、“どのようにしたらいいのかな”と最初は不安な気持ちもありました。でも、自分1人の力じゃどうにもならないと思っていましたので、現場に入った時から“皆さんの力をお借りしよう!”と。おかげさまで皆さんに寄り添いながら作品と向き合うことができました。それに、皆さんとても仲が良いんです! 締めるところは締めてくださいましたし、休憩中は和やかな雰囲気でしたので、お芝居しやすい現場を作ってくださったことに感謝しています」と語った。

あす20日放送の最終話について、二階堂は「これまでにも姫川の過去は描かれてきましたが、自分の過去を自らの口で語るのは今回が初めてのことです。これまでに積み重ねてきたことがひとつの形になりますし、そして、これから始まる“新しい姫川の物語”を予感させる内容になっています」と予告している。

(C)フジテレビ

富士通、シェアリングサービスのSaaS基盤提供開始

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富士通は6月19日、アパレルなどの小売業向けに、シェアリングサービスのSaaS基盤となる「FUJITSU Retail Solution Dassen boutiqueシェアリングアプリ」(以下、Dassen boutique)の販売を開始した。

Dassen boutiqueは、服などの商品のレンタルや購買などが可能なシェアリングサービスのSaaS基盤として、顧客向けのモバイルアプリとアパレルなどの小売業向けのサービス管理システムを提供するもの。

顧客向けモバイルアプリと小売業向けのシステムで構成されており、モバイルアプリでは商品情報の閲覧、レンタル予約や商品の購入、クレジットカード決済などの機能を提供するほか、実店舗においてQRコードを読み取ることで、商品のお気に入り登録やレンタル予約、あるいは顧客が店舗販売員に対してチャットでコーディネートの相談が可能だという。

一方、小売業向けサービス管理システムでは、QRコードを用いた商品の個品管理やレンタル予約に応じた在庫管理機能を提供するほか、おすすめのコーディネート写真の投稿や顧客とのチャットなどが可能。さらに、別途Webページのアクセス解析ツールを使うことで、モバイルアプリやQRコードのアクセス履歴から、オンラインと実店舗における顧客行動を把握できるということだ。

販売価格は、初期費用が600万円、月額費用が30万円から。

Visa、AIの活用により年間約250億ドルの詐欺被害を抑止

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Visa Inc.は6月19日、AI(人工知能)を活用するVisa Advanced Authorization(以下 VAA)による金融機関の詐欺被害の抑止効果が、年間で推定250億ドル以上に達し、より安全なグローバル決済エコシステムの実現を可能にしているという解析結果を発表した。

VAAは、Visaのグローバル決済ネットワークVisaNetにおける取引承認を、リアルタイムに監視、評価するリスク管理ツール。金融機関は新種の不正パターンや傾向を迅速に特定し、対策を行うことができる。

同社によると、昨年VisaNetで処理された加盟店と金融機関の間の取引件数は1270億件に達し、金融機関が不正な取引を迅速に特定、防止しながら、正当な利用を承認できるように、AIによって全取引を解析した。

その結果、金融機関の詐欺被害の抑止効果が年間で推定250億ドル以上に達し、より安全なグローバル決済エコシステムの実現を可能にしていることが判明したという。

VAAは、機械学習モデルによって行動やパターン、リスク属性などの不正利用の指標を各取引につき約1ミリ秒で評価。リスクスコアをカード発行会社と共有することで、取引の承認、拒否を判断することに加え、カード会員への対応のため取引にフラグを立てることができるという。

また、新規の顧客や利用頻度の低い顧客であっても正当な取引であることを特定し、取引が誤って拒否されてしまう可能性を低減させる。さらに、不正を検知、防止するための統合されたグローバル予測解析によって、リアルタイムの承認を実現するということだ。

LGが超短焦点プロジェクタ、20cmの距離から120インチを投写

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LGエレクトロニクス・ジャパンは6月19日、ホームプロジェクターの新製品として「LG CineBeam」シリーズ4モデルを発表した。6月26日より発売する。

○HF85LS

HF85LSは、レーザー光源を使用する超短焦点モデルで、わずか20cmの距離から120インチの画面を投写できる。解像度は1,920×1,080ドットで、4コーナー台形補正機能により歪みのない映像を出力する。

IEEE802.11ac/a/b/g/nの無線LANに対応し、WebOSの搭載により単体でインターネットに接続してYouTubeなどの動画コンテンツを直接再生できる。スピーカーは3W+3Wを内蔵するほか、Bluetoothスピーカーも利用できる。

USB 2.0×2基を備え、USBストレージに保存した動画、音声、画像の再生が可能。Excel、Word、PowerPoint、PDFなどのドキュメントファイルも再生できる。各種操作は、マウスのようにカーソルを使って操作する付属のマジックリモコンを使って行う。

おもな仕様は、輝度が1,500ルーメン、コントラスト比が150,000:1、画面サイズが90~120型、必要距離が8~20cm。映像入力インタフェースはHDMI×2。有線LAN端子も1基備える。本体サイズはW118×D353×H193mm、重量は3.0kg。予想実売価格は175,000円前後(以下、税別)。
○HF65LS

HF65LSは、光源がRGB LEDの短焦点モデルで、画面サイズが60~100型、必要距離が11~38cmとなっている。本体サイズはW131×D309×H129mm、重量は1.9kg。そのほかの仕様や機能はHF85LSとほぼ共通。予想実売価格は123,000円。

○HF80LS

HF80LSは、輝度が1,500ルーメンと明るいレーザー光源のモデル。画面サイズが30~120型、必要距離は90~370cmと長くなっている。本体サイズはW108×D252×H144mm、重量は2.1kg。そのほかの仕様や機能はHF85LSとほぼ共通。予想実売価格は133,000円。

○HF60LS

HF60LSは、輝度が1,400ルーメンのRGB LED光源のモデル。本体サイズはW132×D220×H87mm、重量は1.5kg。そのほかの仕様や機能はHF80LSとほぼ共通。予想実売価格は102,000円。

豊田通商、車両を通してスキャン&AI画像解析のスタートアップに出資

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豊田通商は19日、AIを用いた画像解析で車両検査サービスを提供するイスラエルのスタートアップ企業UVeye Ltd.への出資を発表した。

UVeye社はカメラを搭載した車両撮影ハードウェアを用いて画像から異常を検知するソフトを開発。撮影ユニットの上に自動車を通し、スキャンさせることで錆、オイル漏れ、部品欠落などの車両異常や異物検出を行うシステムを機械学習で構築している。同システムは現在世界70カ国で導入されているそうだ。

UVeye社は、3月の公式ブログに"Autonomous Vehicles: Leading the Future of the Automotive Industry?"と題した記事を投稿しているが、ほんの数年前までSFの世界だと思っていた自動運転は急速な進展は車検システムの再評価へと繋がっている。同社では現在、走行時にも隠れた物体や脅威を検出するスキャンやタイヤの空気圧不足検知など新たなシステムを開発していることを明かしている。

豊田通商は、今回の出資によりUVeye社のビジネスパートナーとして製品やサービスの販売権を取得。子会社の豊通オートモーティブクリエーションと共同で自動車業界やセキュリティ業界への販売、新たな検査サービスの開発とサービスの拡充を図る。

オウルテックのBluetoothスピーカー、2つ合わせると首かけに

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オウルテックは6月18日、左右分離型の完全ワイヤレススピーカー「OWL-BTSP08」と「OWL-BTSP09」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格はOWL-BTSP08が7,980円前後(税別)、OWL-BTSP09が7,480円前後(税別)。

「OWL-BTSP08」と「OWL-BTSP09」は、左右が分離した完全ワイヤレスイヤホンのスタイルをBluetoothスピーカーで再現したもの。いずれも2つのBluetoothスピーカーから構成される。2モデルとも、IPX4の防水性能を備えた。

OWL-BTSP08は、直径31mmのドライバとパッシブラジエーターを左右それぞれに搭載するスピーカー。パッケージにはネックバンドが付属し、ネックバンドに本体を2つ取り付けることで、首かけスピーカーのように使えるのが特徴だ。

連続再生時間は約5.5時間。出力は2W+2W。Bluetoothのバージョンは4.2で、対応コーデックはSBC。インピーダンスは4Ωで、再生周波数帯域は350Hzから20,000Hz。本体サイズ(片側)はW195×H28×D185mm、重さ(片側)は170g。

OWL-BTSP09は、長方形のBluetoothスピーカー×2で構成される。2つのスピーカーはマグネットでくっつくようになっている。連続再生時間は7.5時間。Bluetoothのバージョンは4.2で、対応コーデックはSBC。インピーダンスは4Ωで、再生周波数帯域は100Hzから18,000Hz。本体サイズ(片側)はW515×H51×D77mm、重さ(片側)は320g。

久光製薬、「サロンパス518大感謝キャラバン」を大阪で開催

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久光製薬は6月15~16日、同社の主力製品「サロンパス」を無料配布するサンプリングイベント「サロンパス518大感謝キャラバン」を大阪で開催した。

同社は「こ(5)りをいや(18)す」の語呂合わせである5月18日を「サロンパスの日」として、同イベントを毎年開催。2019年はサロンパス発売85周年を記念し、東京を皮切りに、名古屋福岡で行ってきた。

最後の会場となった大阪府吹田市のららぽーとEXPOCITY 1F 光の広場には、同イベントをSNS投稿した来場者が回すことができる、約3mもの高さの「サロンパス518カプセルトイ」が設置され、集まった多数の買い物客らが列をなしていた。

CMでもおなじみの「貼って、寝て、気持ちい~い!」という声とともに出てきたカプセルには、公式キャラクター「はるお」(「Mr.CG」から改名)の「ツボ押しフィギュア」が入っており、「ハの字貼り」「はさみ貼り」「介の字貼り」「ヒラメ貼り」といったサロンパスの気持ちいい貼り方が学べる形になっている。

「はるお」は来場者と記念撮影や握手をして人気を集めていたほか、同社のテレビCMに出演している嵐の二宮和也さんがテレビCMで着用した衣装も展示されており、撮影の順番を待つファンの行列ができていた。

TVアニメ『叛逆性ミリオンアーサー』、第22話のあらすじ&先行カットを公開

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2019年4月から第2シーズンの放送がスタートしたTVアニメ『叛逆性ミリオンアーサー』より、第22話「伝承の終焉」のあらすじ&先行場面カットが公開された。

○●TVアニメ『叛逆性ミリオンアーサー』、第22話のあらすじ&場面カット

■第22話「伝承の終焉」
ファルサリアの元に、流浪たちが妖精合体に成功したとの情報が届く。なんだか楽しそうな様子だが、危うい空気も漂わせる。
その頃、まだ妖精合体できない団長は焦りを感じていたが、鉄拳はマイペース。自称優秀な妖精のティターニアは仲間たちに後れを取っていると感じて不満げな様子。
そんな中、任務で出動した団長と鉄拳の前に、ファルサリアが現れる。最初は妖精合体できない二人を冷やかしていたが──
(脚本:玉井☆豪、絵コンテ:高田耕一/鈴木行、演出:田中瑛、総作画監督:小森篤/斉藤良成、作画監督:佐藤嵩光/廣田茜/パン・プイキ/山中いづみ/谷川亮介/谷口繁則/斉藤良成)

TVアニメ『叛逆性ミリオンアーサー』は、TOKYO MXほかにて放送中。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)叛逆性ミリオンアーサー製作委員会

『アフター6ジャンクション』、六本木ヒルズから公開生放送

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RHYMESTERの宇多丸がパーソナリティを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)。19日の放送は、東京六本木ヒルズの特設会場・Hills Cafe/Spaceより公開生放送される。

さらに、20日から7月7日の期間は、同会場に、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』×ウイスキー『BLACK NIKKA』×雑誌『BRUTUS』の期間限定スペシャル・コラボバー『ブラックニッカ 3 スタイルズ バー』がオープンすることも決定している。

今回の公開生放送では、『ブラックニッカ 3 スタイルズ バー』のオープンを記念して、同会場よりウイスキー文化を盛り上げるさまざまな特別企画が放送される。抽選で招待した番組リスナーとともに、ウイスキーの『BLACK NIKKA』が提供するスペシャルメニューを楽しみながらの3時間生放送となる。

ゲストとして、RHYMESTERのほか、雑誌『BRUTUS』編集部や、「アジア最高のBAR50選」に選ばれた新宿のBAR『ベンフィディック』よりオーナーの鹿山博康氏などが登場する。

生涯年収がクイズでわかるサイト「生涯年収クエスト」が公開

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総合転職情報サイト「マイナビ転職」は6月18日、職業別の生涯年収を知ることができるコンテンツ「生涯年収クエスト」を期間限定で公開した。公開期間は2020年6月18日まで。

同コンテンツは、書籍『日本の給料&職業図鑑 パーフェクトバイブル』(著者:給料BANK、発行元:宝島社)とコラボレーションしたもの。クイズ形式で、職業別の生涯年収や20代・30代・40代それぞれの平均給料を知ることができる。様々な職業についてRPG風のイラストや解説でわかりやすく説明し、それぞれの職業の新たな魅力を発見できるという。

さらに「マイナビ転職」に無料会員登録をすると、全68職種の生涯年収ランキングや詳しい仕事内容、手に入るスキル、年収アップにつながる転職のコツも閲覧できる。

『日本の給料&職業図鑑 パーフェクトバイブル』は、シリーズ累計36万部を突破したベストセラー『日本の給料&職業図鑑』の総まとめデラックス版。最新情報をもとに、合計500種以上の職業について年代別平均給料、生涯賃金、仕事内容などのリアルデータ×RPG風のイラスト+キャッチコピーで徹底解説している。AIエンジニアやライバーなど新職業も多数収録しているという。

平成仮面ライダーの巨匠・石田秀範監督が語る『GOZEN』- 特撮ヒーロー出演俳優と時代劇の化学反応

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●キャラクター演出と時代劇
『仮面ライダークウガ』(2000年)をはじめとする歴代「平成仮面ライダー」の演出面を支え、昨年(2018年)は『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』を手がけて各方面から話題を集めた石田秀範監督が次に取り組んだ作品とは、意外にも初挑戦となる「時代劇」だった。しかも、90年代から東映東京撮影所でキャリアを積んできた石田監督が、初めて東映京都撮影所のベテランスタッフと組んだ作品こそが、今回の映画『GOZEN -純恋の剣-』であるという。

「映画」と「舞台」、そして「特撮ヒーロー出演俳優」と「時代劇」という"2つの異なる要素"を組み合わせてさらなる高みを目指した本作。「石田監督」と「京都撮影所」の組み合わせは、どのような面白さにつながったのだろうか。石田監督に本作の手ごたえを聞いた。

――まずは、本作『GOZEN -純恋の剣-』を石田監督が手がけることになった経緯からお聞かせ願えますか。

それは、プロデューサーから「こういう作品がありますよ」とオファーをいただいただけですよ。正直に言いますと、時代劇は門外漢というか、これまで一度もやったことがないので、最初にお話をもらったときはなんで僕に?という感じはしましたね。どういう経緯でこうなったのかはわかりませんが、指名をしていただいた以上は"自分のやりたいようにやる"というこれまでの姿勢を貫きとおすのが、各方面への"礼儀"だと思って取り組みました。

――塚田英明プロデューサーや大森敬仁プロデューサーのお話によると、これまで東映の特撮ヒーロー作品で活躍していた若手俳優さんたちが「時代劇」に挑むことで、新しい魅力を引き出したいという狙いがあったようです。そういう意味では、これまで平成仮面ライダーシリーズや『仮面ライダーアマゾンズ』で日々意欲的な演出にチャレンジされている石田監督へのオファーは自然な流れだと思いました。

塚田さんや東映ビデオの中野(剛)さんたちも、僕がどういう演出をするかよくわかっているはずだから、それを承知のオファーではあったと思いますね。自分の色を出してもいいというか、"自分から色を出していきましょう、出すべきだ"という姿勢は変わりませんでした。

――とはいえ、時代劇の本場であり、長い歴史を誇る東映京都撮影所のスタッフさんたちの中に、東京から石田監督が単身"挑んで"いくという形ですから、最初はプレッシャーのようなものがあったりしませんでしたか。

それはもう、不安だらけでしたよ。若いころ、助監督時代から、「京都は怖いぞ」と聞かされていましたからね。それこそ、「この世の地獄によく来たな」みたいな(笑)。でも、昔はそうだったのかもしれませんが、時代が変わったのか今はぜんぜんそんなことなくて、時間が経てばみなさん非常に接しやすくしてくださって、楽しく仕事のできる現場になりました。

――長年、時代劇を作って来られた昔ながらのスタッフさんはいらっしゃいましたか。

みなさんベテランでしたよ。僕が時代劇の新人監督なものですから、あえて京都で長年やっていらっしゃるベテランの方たち、各分野でトップを張っている優秀な面々をそろえてくださったんじゃないでしょうか。なんといってもこっちは門外漢ですから、周りをきっちり固めておかないと映画として成立しないんじゃないか、という判断があったのではないかと思います。実際、みなさんにはいろいろな部分で助けていただきました。

――石田監督ご自身は、時代劇というジャンルについてはどのような思いを抱かれていますか?

ふだんから好きで、よくテレビで観ています。でも、それは映像として観ているだけであって、実際にどのような作り方をすればいいかはわかりませんから、その点はスタッフのみなさんにおんぶにだっこ、すべてをゆだねました。

――特に、時代劇ならではの難しい部分があったら教えてください。

時代劇における人物たちの立ち振る舞い、所作全般ですね。そして道具類、衣装も、どういうものを身に着けさせるのか、まったくわからないですから。"時代"的におかしいものはおかしいので、そのあたりは苦労しました。しかし、ただ時代にそぐわないから、ルールに反しているからまったく受け付けない、という姿勢ではなかったんです。スタッフのみなさんは作品の企画意図をしっかり理解されているので、100パーセント時代劇のルールに沿ってもらわなければ困るというのでなく、50パーセントは守ってもらうけど、残りの50パーセントは"遊んで"いいよ、というスタンスでした。例えば僕が「ここはこういう風にしたいんだけど、時代劇的にはどうでしょうか」と、時代劇のルールとの整合性をしっかりと見極めている人たちだからこそ、こちらとしても意見が言いやすかったですね。

――なるほど。それはいつもオーソドックスな"時代劇"を撮っているスタッフさんだからこそ、"ルールを絶対に守るべき部分"と"少々ルールから逸脱してもいい部分"のさじ加減がお分かりになるのでしょうね。

そうなんでしょうね。そこはベテランならではの知識の抱負さ、経験値ゆえのものだと思います。

――京都には時代劇のロケ撮影に適した場所がたくさんあり、監督もイマジネーションを高められたのではないでしょうか。

とにかくスケジュールがタイトだったので、あちこちロケに行くことができなかったんです。ほとんどスタジオと撮影所内のオープンセットで、ロケに出たのは一か所だけでした。でも東映太秦映画村のオープンセットや、時代劇のステージを観るのも初めてでしたから、確かにワクワクする気持ちはありましたね。しかし、ワクワクはしましたが、このステージやセットをどういう風に切りとり、画面にしていくのかがわからなくてね。そのあたりは時代劇の新人なもので(笑)。スタッフさんのお力無くしてはできませんでした。

――今回の映画では、腕自慢の侍たちが自分たちの技の限りを尽くして戦い合う「御前試合」という部分と、お互い逆境の立場にありながら激しく惹かれあう凛ノ介と八重の「恋愛の行方」という部分が肝になっているようですが、このあたり石田監督から何か要望されたことなどはありますか。

特に僕からはこれといった要望は出していません。脚本はプロデューサーサイドの希望が反映されたものにはなっていますけれどね。企画立ち上げの理由もはっきりしていましたし、僕が映画の内容に関して意見を出したことはありません。ただ、自分としてはこれまでやってきた"ニチアサ"と呼ばれる特撮ヒーロージャンルの方向には寄せたくはなかったので、そういった意思表示はしていたかもしれませんね。どうせ時代劇を撮るのなら、目の肥えたファンの方にも納得してもらえる作品として、近づけたかったんです。その一方で、これまで時代劇に触れたことのないような若い方たちにもわかりやすい内容で行きたい、といったせめぎ合いもありましたね。

――冒頭、御前試合に出場する侍たちがそれぞれの得意な剣技を披露するくだりなどは、ヒーロー作品のオープニングにも通じる"カッコよさ"の追求が感じられます。また、別の場面では舞台劇のようなライティングが見られました。リアルを突き詰めるとああいった風にはならないですから、あそこはまさに石田監督の意図的な演出なのではないかと思います。

確かに、そういったやつは僕の世界ですよね(笑)。キャラクターものでよくやっていた演出を意識的に出しているところもありました。まあ、こういうことをやらせたくて僕を呼んでいるな、ってことですかね。

●極端な演出と、視聴者の嗜好

――一方で、剣と剣がぶつかりあう時代劇の緊張感を表現する手法として、"光"と"影"のコントラストを強めるライティングなどもよくありますね。

時代劇では「必殺シリーズ」の映像美が好きですし、そういう明暗の濃い"際立った"照明もやってみたくなるんですよ。もう、暗いところは真っ黒にするような。でも、観る方にとっては好き嫌いがわかれる部分でもありますから、あまりマニアックな演出になりすぎないよう注意はしています。 "ニチアサ"をやっているときもよく悩んでいたことですけれど、僕は基本的に極端な演出が好きなのですが、ただ極端な画面作りをするのではなく、視聴者の嗜好とどのように合わせていくか、自分が監督をやる上で、難しいと思うのはそこですね。

――時代劇に初挑戦される、犬飼貴丈さんほか映画のキャスト陣の印象はいかがでしたか。

いわゆる伝統的な"時代劇"の立ち振る舞いをしてもらうための、時間的余裕がまったくなかったこともあって、いま現在の犬飼そのままの姿を表現しようと考えました。ですから、武士とは何か、とか隠密とはこうあるべきなんだ、みたいな指示はせずに、役者・犬飼の姿をありのままで描こうとしました。御前試合で凛ノ介と勝負をする寺脇甚八郎役の武田航平や、町医者・真咲一馬役の久保田悠来たちもそうだったんですけれど、京都で本格的な時代劇を撮る、ということで少し"構えて"しまうというか、冒険せずにさしさわりなく役を演じようという気持ちを最初感じたんです。そうではなくて、もっと役者それぞれのキャラクターが前面に出るような、もっと"はちきれた芝居"を、と要望しましたね。彼らは時代劇のスターではないので、時代劇を無理して作ることはないぞって。いい意味で"遊んで"ほしい、もっとハジケていいんだよって各人に言いました。僕自身、本格的な時代劇をいま作れと言われてもできませんしね。そんなことを話しながらやってきていましたので、最後のほうではみんな"現代劇"を撮っている感覚になってきました。

――お話をうかがっていますと、スケジュールにもっと余裕があれば役者さんたちも事前に撮影所の現場になじんで、時代劇の世界観を掴むまでの準備期間があったら、もっと作り方が変わってきていた、ということなんだとわかります。

映画というのはそういうものであって、時間をかけて準備をして、じっくりと撮影するのがいいんです。それが本来の姿。でも現実はそうじゃなくてね。パッパッと手際よく撮らないといけない。ほんとうは2度、3度テイクを重ねておきたいところを、1回でガマンするなんてことはザラにありました。それでも、どんな条件でもきちんと自分に与えられた仕事をこなすのがプロだと思っています。

――ヒロインの八重を演じられた優希美青さんはいかがでしたでしょうか。

彼女はまさに八重のイメージにピッタリでしたし、現場でもしっかりとイメージどおりに演じてくれました。こちらからの要求にも応えてくれましたし、キャスティングには満足しています。こちらがどんなことを考えているかを理解することのできる、頭のいい人だと思いましたね。

――映画が完成した現在、"本格的な時代劇""若者層にもアピールできる時代劇"という、当初の命題はクリアできたと思われましたか?

一旦撮影に入ってしまうと、お客さんのことを考えないで撮っていくものなんです。現場で"ソロバン"をはじきながら……なんて、器用なことができないんです。自分が観たいものを撮る、それしかできないんですよ。作品が完成した後、お客さんがどのように作品を観てくださるか、というのは、僕が引き受けることではないと思っています。ただ、プロデューサーは僕に対して「もうちょっとお客さんのことを考えて撮ってもらったほうが……」なんて思っているかもしれないでしょうけれどね(笑)。

――本作の中で、石田監督が特に気に入っているシーンがあったら、ぜひ教えてください。

凛ノ介と八重がお互いの心情を吐露する場面ですね。あそこは音楽の効果とも相まって、狙いどおりの表現ができたと思っています。

――映画『GOZEN -純恋の剣-』に続いて、また時代劇を撮ってみたいというお考えはありますか?

機会があったら、またやりたいジャンルではありますね。それにしても今回はスケジュールに泣かされました。スタッフさんたちと一度だけ飲んだことがありましたが、本当はキャストのみんなも連れていきたかったですし……。こんど京都で映画を撮るんだったら、数か月かけて……いや、1年くらいの撮影期間を設けてすごい作品を作り上げてみたいかな(笑)。ともかく今回の『GOZEN -純恋の剣-』、昔からの時代劇ファンの方にも、時代劇を初めて観るという方にも非常に"観やすい"作品に仕上がっていますので、ぜひお楽しみいただきたいところです。

○『GOZEN-純恋の剣-』あらすじ

幕府の隠密・青山凛ノ介は、幕府への謀反を企てている疑惑がある府月藩に潜入していた。その証拠となる書状が筆頭家老・神谷眞三郎の元にあるという情報を掴んだ凛ノ介は、神谷が参列する祭りに出かける。そこで美しい娘・八重と出会う。二人は瞬間的に惹かれ合うが、八重は他ならぬ神谷の娘であった。心を乱しながらも隠密としての使命を全うしようとする凛ノ介だったが、凛ノ介を隠密と疑う府月藩士・寺脇甚八郎が神谷と手を組み、八重との縁談を進め「御前試合で勝てば八重をくれてやる」と挑発する。だが、それは隠密たちを炙り出して公開処刑するため、藩主・望月甲斐正が企んだ死の宴であった――。

(C)2019 toei-movie-st

JBLやAKG製品が40%オフ、完全無線イヤホンやスピーカーなどお得に

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ハーマンインターナショナルは6月21日から6月30日まで、同社が取り扱うJBLやAKGなどのブランド製品を40%オフで提供する「40%プライスOFFの謝恩セール」を実施する。ユーザーはセール特設サイトにアクセスし、クーポンコード「2019SUMMERSALE」を入力すると、対象製品を40%オフで購入可能だ。

関西テレビ、交番襲撃容疑者父の常務が退任「一身上の都合により」

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関西テレビは19日、飯森睦尚常務が退任したことを発表した。飯森氏は、16日に発生した大阪吹田市の交番襲撃事件で逮捕された容疑者の父親で、17日に謝罪していた。

飯森氏は、19日に行われた同局の株主総会で、引き続き常務に選任される予定だったが、「一身上の都合により、取締役候補者を辞退する旨の申し出」があったという。

飯森氏が担当する予定だった営業局は羽牟正一新社長、東京支社は谷口泰規常務、スポーツ局は喜多隆取締役が、ぞれぞれ受け持つ。

マイナビ調査 - 3割以上の企業が非正規で外国人採用

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マイナビは6月19日、「外国人に関する業種別採用調査」を発表した。調査は5月10~20日、直近半年間以内に非正規雇用の採用業務に携わった20~69歳の男女1,519人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は次の通り。まず「現在、非正規雇用で外国人を採用していますか」を尋ねたところ、全体の回答では「採用している」(34.7%)、「採用していない」(65.3%)となった。企業規模別で採用実績を見てみると、「正社員数300人以上の大企業」(51.6%)、「正社員数300人未満の中小企業」(27.6%)と大きく乖離した結果に。

さらに「今後、非正規雇用で外国人を採用していきたいと思いますか」と聞くと、全体の回答では「あまり採用したくない」(40.6%)、「どちらかといえば採用したい」(35.8%)、「積極的に採用したい」(15.1%)、「絶対に採用したくない」(8.4%)となっている。

続いて、「外国人採用実績あり」と回答した527人を対象に、「外国人採用を通して課題に感じだこと」を聞いた。結果は「日本語能力」(57.1%)、「文化や価値観の違い」(40.6%)、「仕事に対する姿勢・考え方の違い」(37.6%)、「顧客に対する対応、または顧客からの反応」(24.9%)、「手続きが面倒」(24.1%)、「離職率が高い」(23.1%)、「週当たりの労働時間に制限がある」(22.6%)、「社内の受け入れ態勢が整っていない」(19.0%)、「一時的な人手不足解消であり、根本的な解決になっていない」(19.0%)、「任せる業務が少ない」(18.4%)、「シフト等の労務管理の負担が大きい」(15.7%)、「課題に感じたことはない」(6.8%)、「その他」(1.3%)となった。

さらに、「外国人採用実績あり」または「外国人採用意向あり」と回答した874人を対象に、「外国人受け入れのために取り組んでいること」を尋ねた。結果は「特別な取組は行っていない」(28.4%)、「外国人向けの教育整備(多言語マニュアル等)」(21.1%)、「日本人社員の語学力の強化」(20.6%)、「公正な能力評価の構築」(20.1%)、「外国人社員の生活支援」(19.8%)、「日本人従業員に対する異国文化理解のための指導」(18.4%)、「募集・採用段階における職務内容の明確化」(16.7%)、「外国人社員のメンタルサポートできる環境の整備」(16.5%)、「安全衛生面の管理体制の整備」(14.9%)、「在留手続きのサポート」(14.8%)、「業者からの紹介・斡旋」(14.6%)、「外国人向け説明会などへの参加」(14.2%)、「外国人に特化した求人媒体の利用」(14.0%)、「自社の採用ホームページ・店舗張り紙等の外国語表記」(11.8%)、「履歴書の免除・もしくは簡易化」(10.8%)、「その他」(0.5%)となっている。

ASUS、上位モデルでGeForce GTX 1660 Tiを搭載したデスクトップPC

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ASUS JAPANは19日、上位モデルでGeForce GTX 1660 Tiグラフィックスを採用した法人向けタワー型デスクトップPC「ASUSPROD640MB」2モデルを発表した。価格はオープン。店頭予想価格は税別79,800円前後から。

プロセッサに6コア6スレッドのCore i5-9400、グラフィックスにGeForce GTX 1660 Tiを採用したタワー型のデスクトップPC。ストレージはPCI Express 3.0 x2接続の512GB SSD(NVMe)で、高速性にこだわったという。

ベースモデル「D640MB-I59400」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-9400(2.90GHz)、メモリが8GB、ストレージが512GB NVMe SSD(PCIe 3.0 x2)、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Home 64bit。

通信インタフェースはギガビット有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースはUSB 3.1(Type-C / Gen1)、USB 3.0×1、USB 2.0×2、USB 3.1(Type-A / Gen2)×4、USB 2.0×2、DisplayPort×2、HDMI×1、D-Sub×1、SDカードリーダーなど。

本体サイズはW176.6×D393.1×H380mm、重さは約8.5kg。ベースモデルの発売日は6月21日。この構成で、店頭予想価格は税別79,800円前後

上位モデルの「D640MB-1660Ti」では、上記からメモリが16GBに、ストレージが512GB SSD(NVMe)+2TB HDDに、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1660 Tiに変更される。上位モデルの発売日は8月上旬。上位モデルの店頭予想価格は税別149,800円前後

『HUGっと!プリキュア』キュアアムールがアクションフィギュアに、はぐたんも付属

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TVアニメ『HUGっと!プリキュア』よりキュアアムールが、バンダイスピリッツのハイクオリティーアクションフィギュア「S.H.Figuarts」シリーズで立体化。はぐたんとセットになった「S.H.Figuarts キュアアムール&はぐたん」(6,380円/税込)として、プレミアムバンダイで予約受付がスタートしている。商品は2019年12月発送予定。

「プリキュア」シリーズでは初となるアンドロイドが変身者となったことで話題を呼んだ「キュアアムール」。「S.H.Figuarts キュアアムール&はぐたん」は広い可動域に加え、ツインラブギター一式などのオプションパーツでさまざまな表情を楽しむことができる。コスチューム、アクセサリーに至るまで、細かな表現も見どころだ。さらに、交換用表情パーツも付属し、別売りの「S.H.Figuarts キュアマシェリ」に付属する手つなぎ用手首パーツを組み合わせることで、二人の決めポーズが決まる。並べて可愛いはぐたんも付属する。

また現在、YouTubeのバンダイスピリッツチャンネルにてキュアマシェリ役の声優:田村奈央のコメント動画が公開されている。

(C)ABC-A・東映アニメーション

【写真49枚】へそ出し魅力のコンパニオン登場…東京オートサロン2019振り返りその2

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1月11~13日に千葉幕張メッセにて開催された「東京オートサロン2019」。今回の来場者数は330,666人で、過去最多の来場数を記録(前回比103.6%)した。「東京オートサロン」では車の展示のほかにも、コンパニオンたちが各ブースを彩る。

モー娘。牧野真莉愛、“まりパカ”姿で始球式! ノーバンならずも「合格点」

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アイドルグループ・モーニング娘。'19の牧野真莉愛が19日、神奈川横浜スタジアムで行われた日本生命セ・パ交流戦 横浜DeNAベイスターズVS北海道日本ハムファイターズ戦で始球式を行った。

牧野は、キャンペーンのビジュアルにも登場している日本生命セ・パ交流戦 公式キャラクターのセカパカくんならぬ“まりパカ”姿で登場。キュートな姿でマウンドに上がった。そして、振りかぶって投球。ノーバウンドとはならなかったものの着ぐるみ姿で立派な投球を見せた。

投球後の囲み取材で「初めまして、まりパカです。よろしくお願いします!」と“まりパカ”として報道陣にあいさつ。「いろんな気持ちがあるんですけど、ワーって感じですね。ボールがちょっとこっち(左)に行っちゃったのが反省点です。髪の毛のセットがちゃんとできていなかったのでそこも反省点です」と振り返った。

また、「最初はマウンドの前から投げることになっていたんですけど、練習をしたときに18.44メートルいけるなと思って、マウンドから投げさせていただきました」と志願したことを告白。「結果こっち(左)行っちゃいました。点数でいうと70点です」と自己採点し、「気持ち的には合格点です」と笑顔で話した。

今回が4回目の始球式となった牧野だが、横浜スタジアムでは初めて。「景色が違う感覚が変わってくるなと思いました」と語り、今後の目標を聞かれると「まりパカも全国の球場に遊びに行きたいです!」と野望を明かした。
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